吉野杉のカウンター納品
奈良県吉野郡を流れる吉野川流域は、約500年前に杉や桧の植林が始まった日本林業発祥の地と言われています。
この川の上流で伐り出された丸太は、かつては筏(いかだ)流しで運ばれ、下流の吉野町で製材されていました。 年輪が緻密で節が少なく、色艶の美しいスギやヒノキの材木は「吉野」ブランドとして全国に知られています。 今も川沿いに製材工場が立ち並び、木の香りに包まれているこの町に、吉野材をたくさん積んだトラックやフォークリフトが行き交っています。
「吉野貯木」と呼ばれるこの製材工業団地の一角で、2020年、PROPは起業しました。 無垢材を使ったオーダーメイド家具や、オリジナルの家具・木工品を製作しています。
家具職人・永田健一と出会い、師事したのち独立。
木製オーダーメード家具『SIGN』を開業。
その後、奈良県の職業訓練校で木工の指導員となり、家具職人を目指す人材を育てながら、奈良県内の木材業や自治体とのつながりができる。
2020年、吉野町で『合同会社PROP』を起業。
【Instagram】 @_norioyuasa_
【note】短編小説『森が見た夢』
林業を主産業とする山村と、そこに住む父子三世代をテーマにした物語です。内容はフィクションです。
隣町の下市町にオープンするKITOという施設に出店することになりました。
廃校活用の複合施設です。そこの教室を一部屋借りてオフィス、ショールーム、そしてスクールも開講する予定です。
KITO(キト) forestmarket shimoichi
吉野郡下市町善城664-1
PROPが提供するラジオ番組があります。
『なら、くらしnote.そらつばし』
FMヤマト 77.5MHz.(奈良県中和地域で受信可能)
奈良で生き生きと暮らす人々をゲストにお招きし、その「くらしかた」や「こだわり」などを深掘りしていく番組です。PROP湯浅がパーソナリティーとしておしゃべりしています。
奈良県大和高田市にあるコミュニティーFM局で、毎月第3土曜日の20時から生放送
放送は
FMヤマトのホームページ
もしくは無料のスマホアプリ「FMプラプラ」から聴くことができます
アーカイブや聞き逃し配信はありません
ロゴマークを作ってくださった版画家「森英二郎」さんと、ロゴデザインをしていただいたデザイナー「日下潤一」さんと共にPROPの絵本を作りました。
PROPに商品カタログはいらないなあ、会社のパンフレット作るなら絵本にしよう、という思いつきでした。(この夏発行、年内には販売予定)
PROPがある製材所の町、吉野貯木場は奈良県産材が集まる場所です。
なので品質の良い吉野杉や吉野檜を信頼のおける材木屋さんから仕入れることができ、また細かな注文にも迅速に答えていただいています。
実際に、注文したその日に製材所からフォークリフトに乗って運ばれてくることもあります。
しかし、ある時思いました。
材種や等級、柾目や板目、寸法や数など、簡単に注文してその通りのものがすぐ届くのですが、考えてみれば元々はあの山に生えていた木で、それを何十年も育ててきた人がいて、それを伐るのも運ぶのも一本一本人がしていることなのです。
その木で家具を作る者として、山仕事を学びたいと思いました。
そこで、奈良県の林業の研修施設で基礎を学び、知り合いの放置林になっている山を借りて林業(山林整備)を始めました。
そこで伐った木を家具に使うということは考えていません。技術を学ぶために始めた林業ですが、放置林の整備をしていくうちに、間伐材の利用の仕方や山と人とを再び繋ぐ方法や、森林環境についても考えるようになりました。
平日家具を作り、週末に通う山仕事が今は暮らしのサイクルになっています。
家具をオーダーメイドすることはとても贅沢なことだと思います。
座ったり、物をしまったり、食事をしたり、仕事をしたり、同じ機能性を持つ家具なら数えきれない選択肢があるでしょう。
オーダーメイドの価値についてひとつ言えるのは、その家具を誰がどのようにして作るのかが見えるということです。
私たちは材を選び、設計し、作りながら、お聞きしたお客様の言葉を思い出します。 そしてその家具がお客様とともに過ごす時間を考えています。
私たちが作るオーダーメイド家具に興味を感じていただけたなら、一度お問い合わせください。
そしてよろしければ吉野に、PROPにお越しください。お待ちしています。
【住所】〒639-3118 奈良県吉野郡吉野町橋屋57-11
【TEL/FAX】 0746-42-8180
【営業時間】 9:00~17:00
【営業日】 月~土曜日
【定休日】 日曜日・祝日
(事前にご連絡を頂けましたらお開けすることも可能です)
【電車】 近鉄吉野線「吉野神宮」駅より徒歩5分。
(1)近鉄吉野線「吉野神宮」駅改札出て右へ
(2)吉野郵便局を過ぎた所にある細い坂道を下る
(3)工場脇の道を直進して広い通りに出たら左へ
(4)橋を渡って右手の建物になります